自分が行った行動を振り返ることによって,これまで見えていなかった側面に対して新たな気付きや発見が生まれることがあります.このように自己を再評価する心的活動は,メタ認知と呼ばれており,日常における様々な場面において効果があるとされています.研究室では,教育場面(協同学習)に着目し,主に人工知能の技術を用いてメタ認知を支援する方法や利用効果について研究しています.このような人間同士で行っている活動を学習システムにより支援できれば,認知理論に即した効果的な学習方法を提案することが期待できます.
Intelligent Tutoring Systems
【解説記事・論文】知的学習支援システムとは?/What is Intelligent Tutoring Systems?
私のブックマーク「知的学習支援システム(Intelligent Tutoring Systems)」
林 勇吾 (2021).学習支援システムの研究動向に関するレビュー:CAIからadaptive testingへ 日本認知科学会第38回大会論文集,941-945.
オンライン上での教育エージェントとの説明活動
林 勇吾 (2020). WESPAを用いた説明活動の支援:オンライングループにおける他者の発言ログの例示による学習効果の検討 電子情報通信学会論文誌D, J103-D(10), 676–684.
e-learningのためのインタフェースのデザイン
Educational Data Mining
言語・非言語情報(視線,表情,音声など)による学習者の学習状態の自動検知方法の検討(データマイニング・社会信号処理参照)