学習や対話の理解において,それらのプロセスを明らかにすることが求められます.学習科学や認知科学では,特定の学習プロセス(発話や行動など)が学習パフォーマンス(e.g. 理解度)を促進することを明らかにしています.たとえば,学習プロセスには,共通理解を構築するための協調的なプロセスや意見を出し合う論争的プロセスがあります.本研究室では,特に,協同学習プロセスに着目したファシリテーションの有効性を検討しております.
協同学習における議論のスタイルによる学習効果の検討/Learning effect by engaging in discussion during collaborative learning
協調的と論争的な会話プロセス
下條 志厳・林 勇吾 (2021). 協同学習おけるコンセプトマップを用いた説明活動のファシリテーション 協調的プロセスと論争的プロセスに着目した検討 認知科学.
Interactive-Constructive-Active-Passive (ICAP)理論に基づく学習効果の検討/Learning effect based on ICAP
協調的と論争的な会話プロセス
Interactive,Constructive,Active
Shimojo, S. & Hayashi, Y. (2021). Laboratory Study on ICAP Interventions for Interactive activity Investigation Based on Learning Performance. Proceedings of the 29th International Conference on Computers in Education (ICCE2021).