認知科学の分野では,計算機シミュレーションと心理学の実験を組み合わせた検討が伝統的に行われてきています.人間を対象とした心理実験で得られた結果を発話プロトコル分析やタスク分析(Cognitive Task Analysis; CTA)により形式的に分析し,その知見をもとにコンピュータ上で認知モデル(例:ベイジアンモデル,ACT-Rなど)のプログラムを作成します.人間の実験の結果と計算機の結果を突き合わせて検討したり,両者において生じる差異により新たな仮説を立てたりして,検討していきます.
ベイズ統計/Bayesian statistics
信頼形成のシミュレーション研究/Simulation on Trust Development in a Social Network
プロダクションシステム/Production systems
認知タスク分析による会話分析/Cognitive Task Analysis
ACT-Rフレームワーク/ACT-R framework
取り組み中