情報技術の発展に伴い,仮想現実(VR)や拡張現実(AR),複合現実(MR)などに関心が集まっています.これらの技術には,現実場面の再現,あるいは拡張など幅広い用途が考えられます.ただし,その際には,現実場面と比べてどういった点が同じであり,異なるのかなどのVR空間上における人の認知活動を明らかにする必要があります.本研究室では,VR空間上において,心理学における実験課題を通して,アバターによる影響を検討しております.

アバターにおける動作性の違いによる影響/Difference of behavior of avatar

大津 耕陽・林 勇吾・下條 志厳・田村 昌彦・泉 朋子 (2021). VR環境における不公平回避行動に関する分析:最終通告ゲームを用いた実験的検討 日本認知科学会第38回大会論文集, 205-211.